2019/06/30

2019.06.02 大洗ー苫小牧航路

航路2日目。甲板に出ると、前日と同じような気味の悪いほどのベタ凪。なので、海面に浮かんでいるヒレアシシギもしっかり分かるほどでした。ヒレアシシギはアカエリがほとんどでしたが、少しハイイロも混じっているのを確認。まだかなり暗かったので、写真はありませんが...(^^;)
しばらく、眺めていましたが、北の海域を抜けるに連れて、その数は次第に減っていきました。やっと撮影できる明るさになりましたが、飛んでいるのは主にハシボソミズナギドリとクロアシアホウドリのみとなってしまいました。何か出ないかな~と思っていると、津軽海峡沖で突然、アホウドリが出現!!初見です♪


アホウドリ(Short-tailed albatross)







だいたい2年目くらいでしょうか?



しばらく船と並走してくれました♪
ちょうど朝日に照らされていたので、非常に美しかったです。








イシイルカ(Dall's porpoise)



ハイイロミズナギドリ(Soorty seawater)


アホウドリを見られて滑り出しは良かったのですが、その後は特に何も出なくなりました。しばらくすると、船は重要な海域を過ぎて、三陸海岸沖に到達。この海域はほとんど何も出ないので、はっきり言って暇です。なのでこの時間帯は、鳥仲間とひたすら鳥トークの時間になりました(^^;)


ウミウ(Japanese Cormorant)




時々、ザトウクジラ(Humpback whale)も出ました
かなり陸に近い場所を泳いでいた個体です。これなら陸からでも見れそう...(^^;)


そして、集中力が切れているときに、まさかの鳥が出現!カツオドリです!!
反応するのが遅くて、写真もピンボケのみ。銚子以北では記録がほとんど無く、大洗ー苫小牧航路では非常に希だと思われます。貴重なものを見ることができました♪


カツオドリ(Brown Booby)
迷ったのでしょうか??


昼過ぎになると、金華山沖に近づき始め、一気に海鳥の数が増えだしました。クロアシアホウドリやコアホウドリは10羽単位で浮いており、さらにミズナギドリ類も増え始めて、海が賑やかになりました。
今日のハイライトが出たのはその直後。クロアシアホウドリの群れにフェリーが突っ込み、船底から音を立てて、何羽ものクロアシアホウドリやコアホウドリが飛び立ちました。その中になんとアホウドリの完全な成鳥を発見!!船の真下から飛び出してきたので、羽の模様まで肉眼でハッキリと見えました!


これでノートリです!
これは肉眼でハッキリ分かりました。


少し飛びましたが、すぐに着水


かなり近いです!
もう興奮して、シャッターを押しまくりました(^^)









アホウドリが出た後は急に鳥の出が悪くなりました。これで終わりかな~と思っていると、日没寸前のいわき沖でオオミズナギドリの大群に会いました。数十分間はオオミズナギドリの群れに囲まれて、合計は恐らく数千羽に上っていたと思います。
その中にハイイロ、ハシボソ、アカアシの黒三兄弟も混じっていました。

オオミズナギドリの大群



ハイイロミズナギドリ


この海域ではトウゾクカモメ類も多いので期待しましたが、残念ながら現れず。暗くなって、識別しにくくなったので、今回の航路はこれにて終了~!

日没間近の甲板。この日も終始、このような海況でした。外洋とは思えません(^^;)
風も生暖かく、なんだか不気味な感じでした。

今回はフルマカモメやウミツバメ類が一切出ず、ライファーはアホウドリのみ。まあ、アホウドリは驚くほどの近さで撮影できたので、往復のフェリー代の元は取れたと思います(^^;)

次回は幻のミナミオナガを狙って、11月に再び乗る予定です。
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2019/06/20

2019.06.01 大洗ー苫小牧航路

暇だったので、大洗ー苫小牧航路に行ってきました。行くと決めたのは、出航の2日前でしたw。フェリーは幸いにも空席があり、なんとか乗ることができました。この時期の大洗ー苫小牧航路はやはりオオトウゾクカモメやウミツバメ類、そしてまだ見るフルマカモメに期待でき、できるならツノメドリなんかも見たいな~(^^;)、と思っていましたが、課題が残る結果となってしまいました...。海が穏やか過ぎたので、特にウミツバメ系は全く出ませんでしたね。まあ、その代わりアホウドリ類とヒレアシシギは出まくったので、それなりに楽しめましたが(^^)
鳥屋は僕だけだと思っていましたが、今回はたまたま某バードウォッチングツアーと日程が完全に被ったので、孤独な戦い(?)にならず少し拍子抜け。でも、鳥が全然出なくても、話し相手が居るので暇にはなりませんでした。GWはほぼずっと一人で旅をしていたので、こういうのもいいなぁ~と思いました(^^)

初日は4時半頃に甲板に出ました。薄明るい程度で、鳥の識別は難しい状況でしたが、遠くを飛ぶウミスズメ類を発見。写真を確認するとカンウミでした!


カンムリウミスズメ(Japanese Murrelet)

そして、イルカも登場!初見のカマイルカです。この流線型の模様が好きです(^^)
好きなイルカベスト3くらいに入ります(一位はサラワクかな)


カマイルカ(Pacific White-sided Dolphin)

しばらくするとハシボソミズナギドリやハイイロミズナギドリが飛び始めました。できるだけ識別しようと試みたものの、条件が良くなければ全然、識別できません...。う~ん、ムズカシイ(^^;)


たぶん、ハイイロミズナギドリ(sooty sheawater)


こちらはハシボソミズナギドリ(Short-tailed Sheawater)



それにしても、海は穏やか過ぎて鳥影が鏡のように水面に写るほど
こんなの初めてです。これはこれで不思議な写真が撮れました(^^;)






カマイルカも再び登場です。



愛想の良い群れは、並走してくれました♪






その後は直後に海上濃霧によって鳥見を一時断念しなければならなくなりました。しかし、幸いにも30分ほどで霧は晴れ、鳥が見られる状況に。すると早速、クロアシアホウドリがかなりの個体数が出てきました。その中にポツポツとコアホウドリの姿も。中には船のすぐ脇を飛んでくれる個体もいて、見ていて面白かったです(^^)



クロアシアホウドリ(Black-footed albatoross)











シロエリオオハム(Pacific Diver)



ウトウ(Rhinoceros Akulet)も出ました。




謎のコアホウドリ??
撮影しているときは気づかなかったのですが、このコアホウドリは腹と翼下面が
真っ黒です。幼鳥かもと思いましたが、調べてみると幼鳥も腹は真っ白だそうです。



油汚れのようには見えないです。
このコアホの正体が分かる方はコメントしていただけるとありがたいですm(_ _)m







普通のコアホウドリ(Laysan albatross)







そして2時頃、待ちに待ったオオトウゾクカモメが出ました。ただ、すぐに見えなくなりましたが...。3年前に大島沖でゴマ粒の遠さの個体を見たので、初見ではありませんが、嬉しかったです♪あまり近くを飛んでくれませんでしたが、前と比べたら100倍マシです(^^;)


オオトウゾクカモメ(South Polar Skua)








ネズミイルカ(Harbour Porpoise)??
イシイルカかと思いましたが、背びれの色や形が違う気がします。
ちなみにこの写真は左側が頭です。



海獣はまだ勉強中なので分からないことが多いです。
多分、ネズミイルカだと思いますが、間違っていればご教授くださいm(_ _)m

そしてそして、北海道に近づくにつれて、アカエリヒレアシシギの群れが増えていきました。夕日に照らされた無数のアカエリが飛ぶ光景はまさに圧巻!!軽く500羽は超えていたと思います。


アカエリヒレアシシギ(Red-necked Phararope)


















ファインダー越しに全身が真っ赤な個体を発見!
やはりハイイロヒレアシシギ(Red phararope)でした。


最後にシャチ(Orca)を見てこの日は終了!
このシャチは教えていただき見ることができました。感謝!!

そこそこ楽しかったですが、ライファーが1種も増えず。この海域だとまだ見ぬフルマカモメも期待していたのですが、全く出ませんでした。また、明日に期待です。
2017/08/15

2017.08.04小笠原航路三日目

いよいよ小笠原航路も最終日。この日も日の出前に甲板に出ました。すると、早くもカツオドリのシルエットを発見。最初は暗くてよく分からなかったが、目を凝らしてみるとなんと全身が真っ白!ヤバい!!アカアシだ!!

アカアシカツオドリ

なんと、最終日になってアカアシが出現してくれました!
しかし、写真を見て分かるように暗くて、証拠写真レベル。明るくなるまで船についてきてくれ~と願いましたが、しばらくすると船から離れて、大海原の向こうへと消えていってしまいました。距離的に申し分なかっただけに悔しかった~泣
アカアシが去ってしばらくすると、海面をジャンプするハンドウイルカを発見。そういえば、小笠原航路だというのにイルカが見られたのはこの時だけ。もうちょっと多くのイルカの群れや珍イルカに期待しただけに...残念。
その後は昨日と引き続きオナガが見られましたが、時がたつにつれて徐々にオオナギが優先種になってきました。その変わり目ではオナガとオオナギが同時に双眼鏡に入ることもあり、なんか不思議な感じでした。また、オオナギが増えてくるとともにアホウドリ類が増えだしました。一日目とは異なり、クロアシアホウドリの数もそこそこ居ましたが、普通のアホウドリやトウゾクカモメ類などは現れず。
千葉県沖でオーストンウミツバメを見て、旅は終了。



ハンドウイルカ
ミナミと迷いましたが、嘴の短さと全体的な雰囲気からハンドウとしました。





普通のカツオドリは出てきてくれました。
綺麗な雄です


オナガミズナギドリ



オオミズナギドリの群れ
トウゾクカモメでも混じってないかと思いましたが、何も混じっていませんでした。




コアホウドリ



クロアシアホウドリ





オーストンウミツバメ


今回の旅で見られた鳥
ウミネコ、アオサギ、ダイサギ、オオミズナギドリ、アナドリアカアシミズナギドリ、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、シロハラミズナギドリヒメシロハラミズナギドリ(?)クロアジサシ、カツオドリ、アカアシカツオドリ、亜種不明メジロ、亜種オガサワラヒヨドリ、亜種オガサワラノスリ、亜種ハシナガウグイス、クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシ、トラツグミ(声のみ)、オーストンウミツバメ



ライファーはアナドリ、アカアシミズナギドリ、シロハラミズナギドリ、クロアジサシ、アカアシカツオドリの5種類(ヒメミズナギドリは除く)。欲を言えばセグロミズナギやオガヒメがここに入って欲しかった...
今度は硫黄島クルーズの時にでもこの航路にはお世話になると思うので、その時にリベンジしたいと思います(^^)
2017/08/13

2017.08.03小笠原諸島父島

父島での滞在のタイムリミットは3時間半。この間にアカガシラカラスバトを探しましたが、やっぱり無理でした。前回来たときは3日間も探し回ったのですが、会えなかったので当然です。やはり手強い...。
目標のアカガシラカラスバトこそ会えませんでしたが、ノスリやヒヨドリ、ウグイスなどの固有亜種を堪能できました。そのほかにも渡りの途中と思われるクロハラアジサシとハジロクロハラアジサシもじっくり観察。ハジロクロハラの方は去年の印旛沼で超遠くのを見たのみだったので実質初見です。



亜種シチトウメジロ×亜種イオウトウメジロの交雑種らしい。
イオウトウのほうは見た事無いので、よく分かりませんが、とりあえず本土のメジロよりも大きいのは野外でもよく分かりました。


亜種オガサワラヒヨドリ
本土よりも茶色味が濃い感じ

ヒヨドリの雛




亜種ハシナガウグイスの雛



亜種オガサワラノスリ



ハジロクロハラアジサシ
本当に近くて驚きました。









クロハラアジサシ








フェリーとツーショット

2017/08/10

2017.08.03小笠原航路二日目

二日目は朝早くからデッキへ。すでに重要な海域に居るので、気合を入れていると早くもシロハラミズナギドリが出現。アナドリ、オナガミズナギもかなり多く飛び交っていました。オナガミズナギドリは2年前に大磯で超遠くを飛んだのを見ただけだったので、じっくり観察するのは初めて。さらに、しばらくするとクロアジサシ、カツオドリも出始めて賑やかになっていきました♪


シロハラミズナギドリ



オナガミズナギドリ



アナドリは本当に数が多く、驚きました。





クロアジサシ
数こそ多かったですが、なかなか船の近くを飛んでくれなかったので
まともな写真はこれだけ...


小笠原丸の名物であるカツオドリ
船にぶつかるのではないかと思う程、近くまで来てくれた。


多くの初見鳥が飛び交っていたので、最初は本当に面白かったが、ひたすらオナガ、アナドリ、シロハラ、カツオドリ、クロアジサシのみ。オオシロハラや小型ミズナギドリが出ないまま、小笠原諸島父島に到着。4時間後に今乗ってきたフェリーで竹芝へとんぼ返り。こんな事、バーダー以外はやらないだろ~な(笑)


◆復路
父島を後にして、再びフェリーの甲板へ。しばらく、カツオドリのトビウオ狩りを眺めてました。相変わらず白い系カツオドリが混じらない....。しばらくするとマッコウクジラが現れました。海鳥だけでなく、海獣も楽しめるのが航路の良い所。最初は大型クジラにしては小さめだったので、アカボウクジラ類かと思ったが、特有の頭の形をしていたのでマッコウクジラとしました。


マッコウクジラ


背びれの形もマッコウ



え!?ヒメシロハラ??
撮っている時はシロハラだと思っていた個体。後に写真を確認してみると、背中に明瞭なM字が浮かび上がってビックリ。しらべてみると、ヒメシロハラに酷似。羽の裏側の写真を撮っていなかったのでが、残念なところ。そもそもシロハラ自体、今回の旅で初めて見たばかりで、どこまでが個体差の範疇なのか分からないので、ここでの断言は控えます。


こっちのシロハラは逆に全くM字模様が無い


追記;最後のシロハラをハジロミズナギドリと指摘してくださった方がいましたので、そのことについて現時点での僕の見解をここに述べます。
以下の写真は上の写真と同一個体を別カットから写した写真です。下の写真から分かるように腹が白いことと、翼下面にシロハラ特有の模様が出ていることから、当個体について僕はシロハラミズナギドリで問題ないと思っております。
このことについてなにかご指摘があれば、下のコメント欄にお願いしますm(_ _)m

(画像がひどいですが、ご了承くださいm(_ _)m)