二日目は朝早くが勝負なので、日の出前に甲板に。すると早速、ミツユビカモメの小群が現れました。ミツユビカモメは初見なので、嬉しい出会い。さすがに足が赤い奴は混じってませんでしたが笑
その後も昨日と引き続き、ハシブトウミガラスやウミスズメが頻繁に飛びました。エトロフウミスズメも出たらしいのですが、僕は見ることはできず。やっぱり、慣れないと見つけられません。そのほかにもクロガモの群れや北上中のオオハクチョウなどを見る事が出来ましたが、次第にメインの海域を外れてしまい、エトロフは諦める事に泣
ただ、これからはキタオットセイやアホウドリの現れる海域になるので、引き続き頑張ってみました。
午後二時頃になると話通り、徐々にオットセイの姿が目立ち始めました。
野生のオットセイを見るのは初めて。船に興味があるのか、日向ぼっこをしているのか、妙なポーズをとって浮いていました。かわいい♪♪
さらに、トウゾクカモメも遠くですが飛び、賑やかになってきました。
動きがあったのは午後四時。いわき沖のことでした。なんと、オットセイの群れを追うようにシャチの群れが出現。距離はかなりありましたが、黒と白のもようはハッキリ見る事が出来ました!もちろん初見。思いもよらない生き物の出現に、甲板から歓声があがりました。僕もあまりの感動でカメラを持つ手が震えました。本当にカッコよくて美しく、一瞬でシャチのファンになりました!いや~凄かった汗
さらに興奮が冷めやらぬまま、今度はトウゾクカモメが出現。どんどん近づいてきたかと思うと、船の真横に来て、そのまま五分間、船と並走してくれました!
おかげでじっくり観察する事が出来ました♪
さらにさらにその直後、フェリーがシロエリオオハムの群れにぶち当たり、船の周りはシロエリで包まれました。ただ、もう午後四時半。あたりは暗くなっており、ブレ写真を量産してしまいました^^;
もうこれ以降は写真も観察も無理だと判断し、ここで今回の海鳥観察旅を終了。
ミツユビカモメ
初見です!
オオハクチョウ
なんか海の上を飛んでいるハクチョウって新鮮ですね(^^)
キタオットセイ
鳥ではないですがこれも初見。航路後半からは無数に出ました。
トウゾクカモメ淡色型
中間型...かな...?
シャチの雄
背びれが長いのが特徴です。
こちらは雌
少なくともシャチが3頭
トウゾクカモメ暗色型
かなり近かったです♪
本当にすぐ真上まで来てくれました!
感動です!!
シロエリオオハム
どうにかブレずに撮ることができた一枚です。
今回の旅では期待されたエトロフウミスズメ、ウミオウムさらにアホウドリ三種をすべて外し、コウミスズメもまともに見れないという状況でした。その一方で、イシイルカ、オットセイ、シャチなどの海獣類が非常に新鮮でした。特にシャチには感動!
多分、一番の収穫です^^;